4月のカムバ&デビュー履歴はコチラから

APOKI が’Coming Back’日本語バージョンのシングルをリリース

APOKIはご存じですか?

日本でも近年流行しているバーチャルキャラクターシンガーですが、それは韓国でも一緒で続々とバーチャルアーティストがデビューしています。

きっとK-POPファンだとaespaがデビューと同時に自身のアバターを持っていたりで、バーチャルキャラクター的なものには触れたことがあると思いますが、aespaの場合はあくまで実物がメインでの活動をおこなうのに反して、APOKIのような場合はメインがバーチャルキャラクターです。基本的に中の人が出てくることはないタイプのバーチャルアーティストになっています。

APOKI昨年2021年の2月に正式に音源をリリースしてデビューしているのですが(それまではSNSや動画サイトなどでカバー音源などをアップしていた)、元々あまりバーチャル系のアーティストには日本国内も海外も興味のなかった私にとって、APOKIのデビュー曲のクオリティが衝撃で、「え、めっちゃよくない?!」となってからは注目するようになりました。

昨年精力的に3枚のシングルをリリースしているのですが、6月にリリースされた’Coming Back’が本日、日本語バージョンでリリースされました。

まさか日本に視野を広げているとは思っていなかったので、日本語シングルをリリースするなんて予想外で、リリースされているのを見てびっくりした次第。これから日本を含め世界への進出も目指しているそうです。

バーチャルキャラクターのクオリティも高く、この先メタバースの存在がもっと大きく広がってくると、メタバース内で大型のコンサートを開く有名なアーティストになる可能性も無きにしも非ず。注目株だと思います。

個人的には他の既存のK-POPアイドルと絡めて出されるキャラクターと違って「宇宙のどこかに住むウサギ」というコンセプトが、変にリアルを追求しなくていいことで粗が出にくくなるし、バーチャル的なキャラクターとして凄くピッタリだなと思うんですよね。いつも一緒に踊っているミニウサギたちもめっちゃ可愛い。

ちなみにAPOKIにはすでに妹分キャラクター「LECHAT」が存在します。

同じ制作チームのはずですが、APOKIと比べると動きのカクつきがまだ気になりますね。

今でこそ技術が発達して、趣味に毛が生えたようなレベルの人でもバーチャルキャラクターを持てる時代になりましたが、思い起こしてみればこういうバーチャルアーティストのはしりというか、日本だと2007年にデビューした元気ロケッツを思い出すのは私だけではないはず。

モデルはいるんだろうけど、一度もリアルな映像はなく、イラストテクスチャ加工された映像が流れるPVに、モデルの女の子と唄っている人は同じなのかな?っていう興味と、ボーカルのLumiは架空の人物で「(当時2007年で2019年に)宇宙で生まれ、育ち、いまだ地球に降りたったことのない30年後の17歳の女の子」で、20歳になる2039年に地球におりてくるという設定にもワクワクしたものです。

ちょっとややこしいですが、つまり2007年の時点では2036年に17歳として生きている未来×宇宙の子と私たちは出会っているという設定だったんですね。めっちゃワクワクしませんか。SF好きなんでこういう設定にはトキメキしかなかったです。今となっては2019年は過去だし、2019年に人類が宇宙に移住して子孫を残し、その子孫はそのまま宇宙で暮らしている…なんてことにはなっていないので残念です。

活動当時、ステージ上でホログラムなどの立体映像や映像演出を駆使したライブは今見れば随分陳腐な感じに見えるかもしれませんが、当時は最先端!!!!的な感じでした。デビュー曲が本当に好きで当時何度も聞いては、なんなら泣いてました💦

2039年は2022年の今でもまだ未来なのですが、当の元気ロケッツのLumiの中の人(笑)は早々に安田レイとして歌手活動などを行っているし、元気ロケッツとしては2011年くらいで止まっているので2039年にLumiが地球に降り立つことはないのかもしれません(笑) ちなみにLumiの歌声は安田レイと歌手兼声優の宮原永海の声を合成したものとなっているそうです。

ということで、APOKIから思いがけず元気ロケッツまでさかのぼってしまいましたが(K-POPからも離れとるw)、バーチャルな世界はこれからますます深く広く広がっていくものと予想されるので(SMエンタもメタバースやNFTへの戦略的参入を発表しましたしね)、今から色々注目しておくといいかもしれません。

元気ロケッツ I -Heavenly Star-/CD/AVCD-23448
by カエレバ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です