1月6日にリリースされた【ATEEZ(エイティーズ)】の新ミニアルバム「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」
アルバム全曲のプレビューと、曲の詳細などを紹介します♪
今回のカムバまでのプロモーションまとめについてはこちらから👇
2020年、新年早々の1月6日飛び出したアチズたち!
ミニアルバム「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」をリリースしてカムバックです♪
「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」収録曲 全曲プレビュー♪
今回のミニアルバムは、前回の正規1集「TREASURE EP.FIN : All To Action」がTREASUREシリーズの最終章であったなら、本当に最後の最後【完結版】エピローグアルバムとなるわけです。
ということで、せっかくなので私たちもここまでの彼らの長くも短い旅路を一旦回想してみましょう~。
「TREASURE」シリーズを回想する
そう、すべてはここから始まったのだ。
海賊王って…海だからね?海で活躍するのに砂漠から出発するってどんだけ遠い旅路なのって感じだけど。
からっからの砂漠の子供たち?だからこそ、大いなる海への憧れが爆発したのか。元気いっぱいに出発です。
とりあえず、海賊王って言えば宝じゃん?宝手に入れるべ!と、謎の宮殿を徘徊する青年たち。
そんな立派な宮殿うろつけるなら、もうそこでよくない?と言うなかれ。アラブ王のお休み処をおそらく勝手に侵入してうろついているいたずらっ子たちだ。
自分たちの宮殿を見つけるべく、ここは早々に立ち去って、はよ海へ!
ラクダ使わずバギーで移動するあたり、意外とすでにお金持ちのボンボン集団なんじゃないかと勘繰りながら…。
アラジンなの?
ってほどに、急に名前を呼ばせたがる。(いや、アラジンそもそも名前で召喚するわけじゃないし、ランプすりすりだけど)
とにかく仲間が欲しいらしい。
仲間と言うか…支援者?もっと下世話に言えばATMという名の私たち?
そんな大人の事情には静かに目を瞑り、まんまと私たちは「え、カッコいい…」ってだけで引き寄せられていく。呼ぶよ、呼んでというなら呼んじゃうよ。だってさ…
カッコイイは神だよ!?
HALA HALAじゃなくて、ハラハラするわよ。だって、バギーにも乗ってたし、名前呼んで俺らを召喚しろ!的にあおってたから、ずいぶん進んだんだろうなと思ってたわけ。
しかしこの時期、彼らはまだ
砂漠のど真ん中
にいるらしい。建物の中で踊っているが歌詞では「砂漠の真ん中」と高らかに述べている。
なにしとんねん、はよいきなはれ。
(そのマスクは砂漠の細かい砂を吸い込まないよう…略)
やっと…やっと海の香りも漂ってきそうな場面が見られる。
海賊王らしく、バイキングとして航海をする…って
空(おそら)飛んどるけどな!!
やっと海に出られたんだね…砂漠とはバイバイだねTTと涙しようかと思ったけど、こりゃ下手したら砂漠で倒れて幻覚見ている可能性あり。
イリュージョンだし…。
おい、しっかりしろ!海賊王にお前らはなるんだろ?
やっと…やっと…海が本当に見えた。彼らは海に辿りついたのだ。
砂漠から始まり、延々砂漠をさまよっていたっぽいのに…
どうやって?
ミンギは気絶してるし、ホンジュンは車道に寝ころんでこっち見てるし、ソンファは海に入っているとみせかけてプールうろついて「俺、潮たれるの嫌なんで」的なクールなまなざしでいるし
かと思えば、随分可愛い部屋でゴロゴロしてるわ、ラジオきいたり、カメラまわしたり、急にバスケで遊ぶわ、挙句の果てにはスーパーで楽しくお買い物…。
おい、海賊王はそんなことしないぞ。
ハクナマタタすぎんだろ!
海は目の前なのに、波打ち際で黄昏るばかりで全然入って行かないじゃないか!海賊ってもはやなんなんだ…。
もしかして…もしかして、これも砂漠でみる幻…いやいや
ここは海の上って言っているからね、信じてあげないと。(全然海の上の絵面でてこないけど、チーン。)
海に辿りついただけで浮かれて乾杯ばっかしている彼らだが、心配しないで、心配しないでと最後に呟いているので、私たちは見守るしかない。
楽しそうなのでよしとしよう。多くは言うまい。
ちょっとセンチメンタルに夜な夜なオーロラなんぞ眺めつつ、包んでくれとか甘えたことを呟く。やることをやったら包んでやるよ!(←誰)
良く分からんけど、多分航海ののち「真実の門」の前までやってきた彼ら。
開かれた門の先には、果たして何が待ち受けているのだろうか。
「ここで止まるのかよ…あれほど欲しがってたもんがあるんだぞ?ブルブル…」
いや、めっちゃ怖気づくじゃん!
「行かねばならない」「戻れなくなったとしても行くんだ!」と、なんとか自分を鼓舞してその先へと進もうとする。
終わりが待つ始まりへ…
何と深い言葉だろうか。どんなものもいつかは終わりを迎える。
それを分かっていながらも、終わりへと向かうことを恐れず進む。
なぜかタンバリンを叩きながら…。ギャグかよ。
とりあえず、チキって目の前で躊躇した分、急いで歩みを進めるらしい。
急いで行こう!行こう!って言い合いながら真実の門をくぐっていく…。
旅の終わりに到達した彼らは、旅路を回想しながらひと時、祝福の晩餐を楽しむ。これから訪れる新たな旅をかすかに予感しながら…。
はい。ということで、一部茶化したりしましたが(いや、どうしても突っ込みどころって出てきますからね)
しっかり作られたコンセプトに沿って、デビューから1年余り、ここまでまっすぐにやってきたのです。
あっちこっちウロウロせずに、ここまでブレずにコンセプトを綺麗に貫くグループっていうのは本当に少ないので、貴重ですし、トレジャーハンター的な設定は、宇宙人やらKポ業界が大好きなヴァンパイアよりは、比較的現実的な幻想じゃないでしょうか。
今回のアルバムでは、そうして長い旅を経て一層深く成熟したATEEZを感じることができるでしょう。
ということで、前置きが長くなりましたが(え?前置きだったの?と驚いてたらすまない。楽しき前置きです!)
ここからやっと、今回のミニアルバムレビューです。
「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」詳細
旅の終わりに到達したメンバーは、始まりの瞬間を回想する。
この旅の終わりのどこかにあるそれぞれの「Treasure(宝)」を探し求め
長い旅に出た少年は、砂漠の真ん中のような道なき道を自らで作っていく道を選んだ。
怖れとときめきを抱いて出発したこの旅で、思いもよらなかった人たちに会ったり、まるで夢のように感じられる経験をするが、それによってそれぞれが思い描く旅程の歩みと理由が少しずつ変わっていくその頃。
8人の少年はいよいよ旅の終わり。その追求のドアの前に立った。
「俺らが本当に望んでいたことは何だったのか」
世界の輝くすべてのものを見つけることができると思って始めたわけではなかったが、ドアを開けて到着したそこには、陽炎のように揺れる光と静かな空間だけが待っていた。
光に導かれて進んでみる。本当に心が求める場所にやってきたのだろうか。自分たちを呼ぶ声は何だったのだろうか。
今回のエピローグアルバムは旅の果てで迎えた晩餐会の姿が描かれている。
グラスを満たして火花を咲かせ、晩餐の時間を続けていく。
終わりを祝うのか、それとも別の開始を覚悟するのか。
彼らの姿は、余裕と同時に緊張感に満ちている。
また、二つの相反する姿のATEEZはTREASUREシリーズを超え、今後メンバーに繰り広げられる、別のストーリーに関心を催す。
作詞:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,김홍중,송민기
作曲:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,BUDDY
編曲:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,BUDDY
タイトル曲「Answer」は、EDMとヒップホップが絶妙なバランスで成り立った曲で、ATEEZ特有のエスニックな雰囲気が加わり、曲の色彩を濃く作っている。
後半に急変し吹き荒れるサウンドは「Treasure」を見つけてがむしゃらに走ってきたATEEZの姿を連想させ、これまでの旅を振り返り深い感動を感じさせる。
作詞:이든 (EDEN),김홍중,LEEZ,송민기
作曲:이든 (EDEN),김홍중,LEEZ,BUDDY
編曲:이든 (EDEN),김홍중,LEEZ,BUDDY
ヒップホップとEDMが調和を成す曲で、破格的な曲の展開と独特のボーカルソースが魅力的な曲。誰も知ることができない自分の地平線の向こうの様子を延々と渇望する少年たちの心を込めた。
特に、以前のアルバムの「AURORA」、「Sunrise」に続いてリーダーのホンジュンが作詞、作曲に参加し、音楽的に一層成長した姿を見せている。
作詞:이든 (EDEN),LEEZ,김홍중,송민기
作曲:이든 (EDEN),LEEZ,BUDDY,Ollounder
編曲:이든 (EDEN),LEEZ,BUDDY,Ollounder
ATEEZの公式ファンダムであるAtiny(エイティニ)に向けたファンソング。
真心が感じられるメンバーの甘美な声と感性的なメロディーが引き立つR&Bバラード曲。
特にAtiny(エイティニ)の誕生日である11月17日を曲名に込め、特別さをより醸し出す。いつも僕らの心の中の星になってくれたファンに感謝の気持ちを伝える歌詞となっている。
作詞:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,김홍중,송민기
作曲:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ
編曲:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ
正規アルバムに収録された ” Precious(Overture)のフルバージョンである「Precious」は、デビューアルバム「Treasure」のPart.2トラックに強烈なリフレーンのビットが印象的なヒップホップ曲。
「Treasure」から「Precious」の変化は、今後ATEEEZに開かれる別のストーリーを暗示するよう。
作詞:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,BUDDY
作曲:이든 (EDEN),Ollounder,LEEZ,BUDDY
編曲:이나일
「And the story goes on」
「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」感想とオススメ曲♪
私に言わせると、ATEEZの曲は収録曲も漏らすことなく良曲ってことが、今までのアルバムもそうだし今回のアルバムも変わらずそうなので、オススメは?と聞かれると
「アルバムまるまる聴けや!こるぁ!!!」
って感じなんですが
あえて、ATEEZにまだハマっていないしあまり聞いたことがないよ~って人には
やっぱりタイトル曲の「Answer」はひとまず絶対に聞いて欲しいですし、収録曲で言うと、「Star 1117」はいつもタイトル曲ではガッシガシに攻めるATEEZとは真反対の優しい曲なので、一度きいてみてほしいですね。
「あ…こんな優しい彼らの一面もあるのね…ぽっ!」ってなるかもしれないし!
そして、個人的にタイトル曲を除いて収録曲でどれが一番好きですか?と聴かれたら、私はこちらをオススメいたします!
第2トラックの「地平線(Horizon)」
このオリエンタル溢れるアレンジがたまらんっ!!(鼻息)
この曲は、リーダーのホンジュンが作詞・作曲に参加しています。
これまでも数々の楽曲を手掛けているホンジュンですが、ホンジュン参加している曲はもれなくツボにはまっているので、私ホンジュンと相性がめちゃめちゃ良さそうです!(あ、曲の好み的な話ですよ?)
まとめ:新たな世界へと旅立つATEEZたち
旅の終わりは、また新たな旅の始まり
旅を続けているうちに、自分たちが本当に求めているものが何なのかを自分自身に問いかける
内なる旅へと変化していくATEEZ
始まりがあれば終わりがある
終わりがあればまた、始まりもある
約1年をかけて続けてきた旅は、こうして一旦終止符を打つように見えるが、それは同時に新たな旅路を予見させる。
ここで急に学生コンセプトとかになったら盛大に笑うけど(笑)
ここ最近の他のグループにはない一貫性をもったコンセプトで頑張っているATEEZなので、
海賊王から山賊王
くらいに変身するのは全然OKなので、新たなコンセプトでまた1年突っ走って行って欲しいものです。